人工知能耐性のある看護業界

コンピューターの性能がアップしてからというもの、世の中は大きな変化を見せています。
人工知能の発達とロボット工学の発達が合わさって、すでにコンピューターは人間にできないことを次々と成し遂げ始めているのです。

チェスや将棋のような知能ゲームでも、すでにコンピューターは人間を凌駕し始めています。
精密な作業も人間以上に上手く処理できますし、処理スピードも高速です。
さらに、人間と違って食事も睡眠も必要がありませんし、給料も支払う必要がありません。
文句を言わずに働き続けてくれるわけですから便利です。

ただ、こうした便利なものが登場してきてからというもの、仕事を奪われる人も多くなっているのが現状です。
単純作業をする工場労働者は、ロボットによって駆逐されようとしています。
簡単な計算をするだけなら、ソフトに自動でやらせておけばいいわけですから、多くの仕事がなくなりつつあります。
これからの時代は、さらに多くの仕事がコンピューターによって奪われていくことでしょう。

ですが、看護業界で働く人たちは安心していいかもしれません。
なぜなら、看護業界における仕事は、コンピューターに取って代わるということが考えにくいからです。
患者の病態管理や医療行為などを行うのは、まだまだ人間にしかできません。
ちょっとしたミスが大きな事故に繋がってしまうので、責任のある人間にしか任せることはできないのです。
看護業界は、人工知能耐性も強い業界だと言って問題はないでしょう。